それは「かわいい愛情表現」という回。朝、波平が目を覚ますと、枕元に「愛するお父さんへ」と書かれた手紙があり、それを読んだ波平は、フネにさりげなくアイコンタクト。
フネが「お父さん、よろしいかしら?」と尋ねると、波平は「ああいいよ」と何かを承諾する。
そのやりとりを不思議に思ったサザエがフネに理由を聞いても、フネは「ヒ・ミ・ツ」とごまかすだけ。
結局フネが波平に手紙を書いたのは、欲しいものをおねだりするためだったが、夫婦の愛情あふれる、ほほ笑ましいやりとりが描かれた。
この回は他にも、出勤するノリスケに妻のタイコがベランダから投げキッスをしたり、サザエが笑顔でマスオのほっぺにキスをしたりと、夫婦のイチャイチャシーンが満載。
まさに、愛情表現がクローズアップされたエピソードとなっていた。
しかし、ふだんあまりお目にかかれない、サザエさんファミリーのラブラブシーンに、視聴者はすっかり動揺してしまったようだ。
ネットには「なんか生々しい回だった」「サザエさんで急に夫婦感を出されるとドキドキしちゃうな」「なんだったんだよ、この回!?」と、困惑のコメントが多く上がっていた。
芸能界では、不倫や離婚といったネガティブな話題が目立つ昨今。
国民的アニメの『サザエさん』が、理想的な夫婦像を示してくれたのかもしれない。
http://dailynewsonline.jp/article/1351261/
2017.09.03 09:00 日刊大衆