私のアパートは壁が薄いので、隣の部屋の会話が筒抜けです。先日は寝ようとしているときに言い争う声が漏れ聞こえてきました。
「いいじゃねえか」
「いやよ。フルタイムも働いて疲れてるの」
「なんだよ、ちくしょう」
それは隣の夫婦の会話です。奥さんはセ◯クスがあんまり好きじゃないみたいで、時々そうやって言い争う声が聞こえるのです。
なんてもったいないことをするのかしら、と私は呆れてしまいました。というのもわが家は逆で、私が誘っても夫が「疲れてるから」と断るのです。
それに隣のご主人は爽やかイケメンなので、もったいなさすぎます。それで私は行動に出たのです。
「すみません。ちょっと相談があるんですけれども」
帰宅する隣のご主人を待ち伏せて、自分の部屋に誘い込んだのです。
「昨夜、喧嘩してましたね」
「あっ、すみません。うるさかったですか?」
「いいえ。ただ、奥さんがひどいなと思って…。逆にウチは夫が私を全然相手にしてくれなくて…」
そこで私は意味深な視線を送りました。すると彼はゴクンと喉を鳴らし、ごまかすように言いました。
「お互い、苦労しますね」
「ほんと、ムラムラして、たまらないんです」
「ぼ、僕もですよ」
「ウチの夫は今夜残業で」
「妻も遅くなるはずです」
「それなら…」 私がペロリと唇を舐めると、彼は私をギュッと抱きしめてキスをし、お尻を撫で回しました。彼の股間を触ると、そこはもう硬くなっていました。
「どれぐらいしてないんですか?」と私。
「もう2カ月ですよ」と彼。
「かわいそうに」
私は彼のペニスを解放し、しゃぶってあげました。
「僕にも舐めさせてください。妻はクンニが嫌いで舐めさせてくれないんです」
「じゃあ、いっぱい舐めて」
私は大きく股を開き、彼はその中心に顔を埋めていっぱい舐めてくれました。
「挿れてもいいですか?」
「はあぁ、挿れてください」
2人は一つになり、アパートが揺れるほど激しく腰をぶつけ合いました。そして彼は溜まりに溜まった濃い精液を私の口に出してくれたのでした。
それ以来、隣の部屋から言い争う声は聞こえなくなりました。それもそのはず、私と彼は3日に1度は2人でお互いの性欲を満足させ合っているのです。
(書き手・ 柏木春人
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