アイオワ州リン郡シーダーラピッズの「ワシントン高校」に非常勤講師として勤務していたなかで17歳の男子生徒と親しくなり、肉体関係を続けていたことから昨年逮捕され、未成年者性的虐待の罪に問われていたメアリー・ベス・ハグリン(25)。少年の家、車の中などで性行為が何百回も繰り返されたことを認めたものの、「男子生徒の方から性的な誘惑があった」と主張し、そこが裁判の争点になるとみられていた。
その後のハグリンは、精神心理学博士のフィル・マグロー氏による『Dr.Phil』という人生相談番組にも出演するなどお茶の間の有名人に。自身のヌード写真を少年に送ったところ彼がその写真を友人に見せ、それがきっかけで2人の情事が明らかになり「教師の職をクビになった後はストリップクラブで働いている」とも話していた。
このほどその裁判が結審し、ハグリンには懲役90日の実刑判決が下った。被害者である男子生徒への接近禁止が命じられ、性犯罪者として登録されるほか出所後も保護観察が続くという。教師と生徒の間で不適切な関係が発覚することが増えているアメリカにおいて、「未成年者と地域社会の秩序を守るためにも見過ごすことはできない」として教師に対する判決は年々厳しいものになっている。
欲を言えばもっと若いほうがいいけど