性依存症は専門治療を 回復可能な病気「偏見なくしたい」
2019年3月12日 11:22東京新聞
公に語られることの少ない性依存症がテーマの漫画「セ◯クス依存症になりました。」が、集英社のインターネット上のコミックサイトで連載され、話題だ。性的な衝動をどうしても抑えることができず、繰り返し浮気をしたり風俗店に通ったりする行動は、治療が必要な病気であること、回復が可能なことを作者の実体験を基に紹介し、正しい理解を呼びかけている。(編集委員・安藤明夫)
作者の津島隆太さんは、首都圏在住の四十代の漫画家。昨年四月に同社のサイト「週プレNEWS」で始まった連載は、毎週金曜に更新され、現在四十四話まで無料公開されている。
津島さんは、若い時から多くの女性と、次々に性的な関係を持ってきた。しかし、数年前、同居していた若い女性に以前の恋人との仲を疑われ、激しい暴力を受けたことをきっかけに、精神的に不安定になった。
心療内科を受診すると、他人に比べて高い性的なものへの関心、すぐに性行為を求めてしまうなど女性との付き合い方のいびつさを指摘された。
また、幼少期に父親から虐待を受けた経験が、相手をコントロールしたいという欲望につながっていることにも気付く。
(リンク先に続きあり)
いかんよ
身辺の危険を顧みない、日常生活に支障が出る、のが診断ライン
単純にセ◯クスが好きな人とは違う