していたとして、東京都江戸川区は20日、福祉事務所の男性職員(55)(主任)を同日付で
停職3か月の懲戒処分にした。
発表によると、男性職員は今年5月までの約2年間、ケースワーカーとして区内の生活保護
受給者の生活相談などを担当。被害女性6人のうち、5人に対して自宅を訪問した際などに
「胸が大きいですね」「事務所にはノーブラで来てください」といった性的な発言を繰り返した。
また、3人に対して私的にメールや電話をしていたほか、2人を食事に誘うなどした。同5月、
被害女性の1人が別のケースワーカーに「言葉による性的な嫌がらせを受けていた」と訴えて発覚した。
男性職員は、区の調査に「(性的な発言は)親しくなるためのジョークだった」「(食事に
誘った一部の女性には)特別な感情があった」などと話しているという。区の岡村昭雄・福祉部長は
「再発防止に向けて指導を徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180721-OYT1T50013.html