結構やばいバレ方したから聞いてクレメンス
彼女35
住まいは現地フィリピン
とお互い若くはないんだが、同棲して7年目
ある日、ワイは彼女に秘密で別のフィリピンパブへ行ったんや。
フィリピンパブに行くくらいは別に浮気じゃないと思ってるしな。
とにかく股間に手が伸びてきたり、上に乗ったりなど
北海道のダウンタイムが常に続いてる張りに凄いお店なんや
フィリピン知ってる人なら知ってると思うけど、いわゆるマラテスタイルってやつや
今回はまじで浮気していないし、ただお店で遊んできただけだから何もやましい気持ちもなかったんや。
そのうち彼女が帰ってきて、いつも通り浮気チェックでワイの脱ぎたてパンツをチェック。
そこにファンデーションがついてた。
肉弾接待の時、ふざけた子がワイの息子をしゃぶりにきたときについたファンデや。
「それはマラテ(フィリピンの地区)のオカマがふざけて股間に手を突っ込んできたときについたファンデ」
と意味わからない言い訳を通し、
彼女は一切納得していなかったが、これ以上言っても無駄やな…と思われたのか
一先ずそれで落ち着いた。
まぁ「こいつ浮気したわ」っていう態度になってめっちゃ冷たくなったけどな。
彼女はまだ冷たくて、ワイも浮気はしてないからそんな態度とられることに疲れてた。
「先に寝るわ」
と、ワイはベッドに入ったんや。
ほんでうとうとしてたら突然、下の階から
「バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
という物凄い大声が聞こえた
ハッとしたとき、隣に彼女もおらんし
心臓もバクバクしとるし、嫌な予感がとまらんかった。
最近浮気はしてなかったとはいえ、少し前にさかのぼると山ほど浮気はしてたんや。
何かがばれたのか、それともそもそも数日前の喧嘩の続きなのか
あるいは夢だったのか、何もわからんくてワイは下の階にいる彼女に
「まだ寝ないのー?^^」
と優しく問いかけたんや
恐る恐るワイは下の階におりていくと何やら外に出る準備をしてる彼女。
時刻は深夜3時、出かける時間でもないんや。
ああこれは何かがばれたわ、とすぐに察した。
鼻をすすりながら外に出る準備をしてる彼女、
これはあきらかな証拠つきで浮気がばれた…と思った。
だがどの浮気がばれたのかわからんワイは
「え?どこいくの?」
と優しく問いかけるも無視
「どこいくの?」
と再度問いかけると
「ごめんね、もう我慢できない」
と泣きながら言う彼女、そしてそのまま出ていったんや。
ワイは何が起きたのかわからんが、なんの浮気がばれたのかと考えた。
数日前のフィリピンパブで乱痴気騒ぎしたのが漏れるわけもない、わざわざばれないために隣の地区まで行ったんや。
噂話が好きなフィリピンパブ嬢たちでも地区をまたいで噂にするのはよっぽど有名な人だけや。
その携帯は今使ってる携帯の1つ前の携帯で、買い替えたから使わんししまっておいたはずなんや。
もしかしてこの携帯電話の中にばれてはいけない写真かメモか何かあったんやろか、と思い
ワイはその携帯を開いた。
スマホを開くと、まずはロック画面が出るやろ?
それをスライドして解除すると
googleフォトが開かれており、さらに開かれていた動画があった。
それはgoogleフォトに自動バックアップされた、半年前に撮ったハ●撮り動画だった
さすがにこんなとてつもない証拠が見られたらやばすぎる。
ワイもパニックになり、
「そうだ、いったんホテルかどっかに退避してそのまま日本帰国しよう」
と、キャリーバッグに荷物を詰め始めた。
その間にも彼女が戻ってきたらどうしようと思い、
部屋中走り回って、二度と部屋へ戻ってこなくても困らない荷物だけを詰めた
深夜3時なのもあって静かで誰もおらん廊下や。
ただエレベーターで降りるとロビーに着く、ロビーには座る椅子などもたくさんある。
もしかしたら彼女がそこで座って頭を冷やしてる可能性もある。
…と考え、エレベーターは使わず非常口から階段で重いキャリーバッグを背負っておりていった。
しかし深夜3時、キャリーバッグをもってうろうろするのは危険すぎるのがフィリピン。
日本と違い、こんな時間にキャリーバッグをもってうろうろしていたら襲ってくださいと言ってるようなもんや。
そのため、コンドミニアムのロビーから見えない位置で配車タクシーを使った。
深夜3時に配車アプリを使うと、基本的に3~4分くらいで着くんだが
この時は
「到着予想時刻 8分後」
となっていた。
8分も見つからずに隠れていられるだろうか…
しかし待つしかないので、コンドミニアムの影に隠れて2分ほど過ごした。
だが残り6分…コンドミニアムをぐるっと探されたら見つかるので
コンドミニアムの隣にある、すでに閉店したスーパーの影に隠れておこうと思い
キャリーバッグをひっぱってコンドミニアムのロビーの前を通過しながらそちらへ向かおうとした
すると後ろから
「どこいく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
という大声が聞こえた
ワイは配車アプリをそっとキャンセルした
そして後ろを振り向いて
「日本へ帰ろうと思ってた」
と優しい声で言った、ここで逆ギレするのはあかんし
ハ●撮り動画を見られたあとでは言い訳なんてできるわけもない。
おまけにレスでもあった。(付き合いも長くヤる気がなかったんや)
と静かに怒りながら言う彼女
こんな深夜で大声で怒鳴り散らかされるのも恥ずかしいし、
絶対に機嫌を損ねないよう全力で気を使いながら話した。
「だって俺が凄い悪いことしたから」
と言いながら彼女の顔色をうかがう。
すると舌打ちをしてコンドミニアムのロビーのほうへ向かっていった。
ここで「ほな」と反対方向へ行けば罵声が飛んでくるので、
ワイもおとなしくキャリーバッグをひいて彼女についていった。
タガログ語なので何を言ってるかわからないが、
もしかしてヒットマンでも呼ばれてるのだろうか…と震えるワイ
しかし彼女は悪いコネはなかったはずなので、
誰を呼ぶつもりなのだろう、家族だろうか…とこのあと面倒になることを予想していた。
だが電話の最中、その電話の相手がついに現れた。
どうやらすでに呼んでいて、「こっちにいるから来て」的な電話だったようだ。
来た相手はワイも知ってる彼女の女友達だった
その女友達は中国人のスポンサーと一緒にきていた。
「何があったの!?」
と心配そうに彼女へ問いかける女友達、その後ろでイケメンスマイルをかます中国人。
ワイはキャリーバッグの上に座って、「やっちまった」的な顔をしていた。
色々と彼女が女友達に説明していると、
感極まったのか、泣き始めた。
そしてその女友達は
「あなたほんと浮気者なー!」
と英語で言ってきた。
しかし顔は怒ってるというより「なーにやってんのー!」って顔だった。
「帰っちゃだめ!謝りなさい!」
ともっともらしいことを言ってくる女友達。
「いや謝ってもさすがに厳しいと思う」
と冷静な判断をする当事者のワイ。
そして中国人のスポンサーの方はいつの間にか近くのコンビニで買ってきた水を彼女に手渡す。
さすが気が利くイケメン
またも感極まった彼女、何か悪口らしきタガログ語を叫んでもらった水を地面にたたきつけた。
それを見たワイ
「あ~あ、せっかく買ってもらったんだから」
と言うと
「ごめんなさい」
と女友達のスポンサーになっているイケメン中国人に謝罪する彼女。
「it’s ok」
とイケメン返答をするイケメン中国人。
彼女の友達が彼女を説得したのか、とりあえず今日は一緒に帰りなさい…ということになった。
そしてまた謝りなさい、ともっともらしいことを言い
スポンサー中国人とともにまたどこかへ行ってしまった。
彼女の怒りボルテージも下がったのか、そのまま部屋に帰っていったんは事なきを得たんや。
ただそれから3~4日後まで当然、彼女のテンションは低くまともに話してくれることもなかった。
まぁワイから声をかけることもあまりなかったんやが
完全にワイが悪いんやが、それまでなんとか必死に謝罪もし
一緒に暮らしてるので空気が悪いのも嫌やし、お店で客があんまいない彼女なので同伴してあげたり
とにかく色々助けたんや。まぁしれてるけど
それでも機嫌が直らない彼女、そして仕事でもうまくいってなかったワイ
ついにワイも逆切れを起こしてしまった。
「いい加減にしろよ!!!!!!!!!すげえ昔の浮気だろうが!!!!!!」
という意味不明な逆切れや
ワイはあまりにも鋭利な部屋の階段めがけて思いっきりキックをかました。
本来なら「ばぁん!!」という大きな音をたててけん制しようとしたんや。
しかし鳴った音は
「カッ…」
というしょぼい音。
更に、足の中指が圧迫されて曲がってる感覚。
ワイはすぐに気づいた
「あ、これ骨折したわ」
しかし足の指を見たら骨折だけではなかったんや
血がポタポタと垂れながら折れ曲がった足の中指
骨もぽっきり折れているのが肉眼で確認できた。
痛みはないが、圧迫されてるような気持ち悪い感覚や。
彼女もワイも呆然とした。
しかし、ワイは知っていた
「解放骨折はすぐに治療しないと骨にばい菌が入る!!!!」
空気的に「病院いこう!!」とも言いづらく、
地味に冷静な判断ではあるが痛い振りをした。
「ああああああああ痛いいいいいいい!!!!!」
と叫ぶと、彼女が泣きながら
「わかるよ!!!わかるよ!!!!大丈夫!?!?!?!どうしよう!!!!」
とパニックになった
「病院行きたい!!」
とワイは彼女に言う。
しかし彼女は思った以上にパニックで、小さいばんそうこうと包帯を持ってきた。
「病院へ行こう!」と再度言うと、ハッとした彼女はバッグをもってドアも開け
「Grab(配車アプリ)を呼んで!」
と言い放った。
確かにタクシーがないと病院へは行けないので、逆に指示をされたワイは急いで配車アプリを呼んだ。
タクシーから降りると彼女がemergencyの入り口にいる病院スタッフへ駆け寄り、話してくれたようで
車いすを持ったスタッフが急いでワイのところへきてくれた。
そのままemergencyの受付へ。
emergencyなのに受付で順番を待ち、病院スタッフが携帯のカメラで写真をパシャパシャ撮っていた。
10分くらいそのままで、それからけが人が唸ってるような六角形っぽいエリアへベッドに寝かされた状態で連れてかれた。
この時になるとさすがに痛みもあるが、我慢できない痛みではない。
骨丸見えの足の指を見せると、ペットボトルに入ったアルコールを2本分
これでもかってほどかけ始めた。
痛みはまったくないが、なぜそんなにかけるんだろうと思いながら見ていた。
そして存分にかけたあとペタペタ足の指を触り、
「うわぁ触られると痛怖いわ…」
と思ってると突然、「コキッ」とまっすぐにした。
さすがに痛かったが、そのまままずは包帯でぐるぐるまきにしてくれた。
手術とかしないんかな…と思ってると、
「この時間は先生がいないから、14時に来て。一回帰って」
と言われた。
時刻は5時、9時間後である。
割かし大けがしたのにいったん帰らないといけないのか…と驚いたが帰るしかないので部屋に戻り、そのまままずは寝た。
起きた時にはちょうどいい時間で、再び病院へ行くと
フィリピン人ってよりはアメリカ人にしか見えない先生がきた。
そして手術をすることを告げられる。
脚の中指を1本骨折しただけで手術?とびっくりしたが、
そういうものらしい。
前もって手の甲に何か管を入れるようなものをぶっ刺されていたんだが
そこに薬を流しこむと眠るから、その間に手術をするといわれた。
初めての経験なので怖くてずっと震えていた。
「もしそれで寝なかったら?」
「その時はいえばいい?」
「叫んだらやめてくれる?」
など全身麻酔が効くかどうか心配なので色々質問したが
「麻酔が効かなかった患者はいない」
とドヤってくれたので安心し、薬が投下された。
「ああなんか冷たいな、でも眠くならないよ?意識まだ全然あるよ?」
とアピールするワイ。
しかしその言葉を言い放ってから意識を失った
ベッドの上で目覚めると、医療スタッフが
「もう終わったよ。」
と、ベッドから車いすに移してくれた。
あとはレントゲンか何かを再度撮るらしい。
そのためベッドがある部屋から出ると、
外に待合室のような感じで椅子が並んでるんだが
そこに彼女がうとうとしながら待っていた。
どうやらずっと起きて待っていたらしい
説明されたレントゲン室のほうへ連れていってくれた。
その後は特に面白い話もないからとばすが、
そんな感じで大けがが原因で浮気云々での喧嘩が気づいたらなくなっていた。
優しい彼女を傷つけてしまったな、と反省しつつ
もう二度と浮気はばれてはいけないと決意した…っていう話や。
なんだかんだワイも今はしてへんけどな。
忙しいのもあるし。
なお、その後は浮気してないのに返信が遅いと浮気しただろとつめられることが多くなったんやがな。
よく分かった!
一瞬で喧嘩終わるで!
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