純文系
五誌のどこ?
まだ決めてないけど河出とかかな
年齢は?
22
正直作家を目指してるというよりは文章書いてると心が落ち着くのよね
そのついでに応募しようかなって感じ
そういうものなのかな
バ、バイトなら……
まぁ頑張れや
文藝は特にそうでしょ
今回の町屋良平もデビューはそうだったし三並夏とかね
ポップさがうけるイメージかな
ニート最高
そうなのか
正直芥川賞たまに読むくらいだから全くわからない
働いてたほうが気楽なところもあるよ
来年から働く予定です
まああくまで読者層の先入観だから分かんないけどね
芥川賞ファンなの?
誰が好きだった?
マジで全然詳しくないんだけど
読んだ中だったらコンビニ人間とかニムロッドはそんなに凄いと思わなかった
逆に町田康のやつとか、影裏とかスクッラプアンドビルドは面白かった
就活に難があったパターン?
だとしたら春以外にも新卒採用ありそうだけども
凄いと思わせるだけが小説じゃないと思うけどね
町田康は『くっすん大黒』しか読んでないけどいいよね『告白』は挫折したけどww
『影裏』は当時合わないとおもって読まなかったな
羽田圭介『走ル』のほうが好きだった石原慎太郎の好評の影響かもだけどww
ひょえー受賞作しか読んでないニワカだからわからんわ
芥川賞だけでまずはいいと思うよ自分もそうだったからww
それはそうだろうね
でも地味で緻密な書き方してるのも才能だと思う
どんなの書いてるの?
怠惰なエリート学生が就活がうまく行かない中とあるアプリを通じて自分と向き合って、少し前向きに社会に出る話
なかなかニッチというかコアな話だね
初めて書いてる?
ニッチなのか、あんま自覚ないわ
今まで短編応募してみたことあるけど苦手でからっきしだった
読書的誇ってるつもりないんだけど……
ニッチというかすこし狭めかなって
でも『蹴りたい背中』がたしかそう言われつつも絶賛されてたから悪い訳ではないよ
応募歴あるんだね!
もし良かったらだけど過去の見せてほしいな
誇ってんのは別の奴か すまん
「今月イラストの賞に応募するレーター志望のニートだけどラフも書けてない」
ってスレタイでワナビが晒さずに萌え絵やアニメの話ばっかしてんのと同じようなスレだからね?
別に誇ってないよww
狭いか、一応自分の中でもテーマいくつか決めてるんだけど
過去作はちょっとなぁ、今読み返してみてもほんとつまんないから……
そっかぁ残念
即興でいま書いてもらうのはさすがに応募作に影響しそうだしねぇ…
今お題くれれば書くよ
おっマジで?ありがとう
じゃあ「遺物」で
純文学は作家のこじらせ度を愉しむためのもの
「もしよ、もしあなたがタイムスリップしたとしてね」
志保さんが楽しげに言う。
「そうね、古墳時代としましょう。現代とは異なり死が劇的なものとして祀られていた時代。その時代にあなたがタイムスリップしたらあなたは何を残す?」
研究室には僕と志保さんしかいない。夕暮れ時、赤く照れた太陽がさっさと沈もうとする頃。
僕は考古学部の学部生で彼女は院生、歳は二つか三つしか離れていないはずだがそれ以上の差を感じる。
それは彼女が細身でスタイルが良く、いつもスキニーのパンツを履いているからかもしれない。
「そうですね……」
僕は逡巡する。みんなで死ぬために墓を作っていた時代。その墓にこっそりと私物を隠すとしたら、僕は何を選ぶだろうか。
「志保さんは、どうするんですか?」
「私か。私なら、うーん、宮尾秀って文字を刻んだ埴輪を残すかな。ほら、宮尾くんって顔も少し埴輪に似てるし」
ククっと彼女は笑う。
「やめてくださいよ傷つくから……。でも、なんで僕の名前を刻むんですか?」
「それはほら……」
彼女はその真っ直ぐで澄んだ瞳を僕に向ける。
「1500年もの時を経たメッセージなんて素敵じゃない?」
照れ臭そうにテヘヘと続ける。
僕は思わず顔を背けてしまう。窓の外から差し込む夕陽が憎らしかった。
「ちょっと、本気で照れないでよ。宮尾くんは、何を残すの?」
「……」
僕はふうと息を吐く。
「僕も佐々木志保って刻んだ埴輪を残しますよ」
じっと彼女を見つめる。
「ふふふ、なにそれ、馬鹿みたい。でもなんか良いね、そういうの」
ボソリと志保さんが言う。
考古学とは昔の人々の思いを発掘して紡いで後世に残して行くことだ。
教授がそう言っていたのを僕はぼんやりと思い出した。
難しいしこの程度です。
ラノベ読め
お前の文はラノベより浅い
ですよねー
芸術的野心と文体的個性の有無だそうだよ
『笹まくら』積みっぱなしだww
文章とかよく分からないけど俺は好きだよ
>>52
なるほど?
そう言ってもらえると嬉しいっす
うーんと
まず文体的個性からね
簡潔な文体というのは歴史的にも疾うにやられてて
エンタメ系の各ジャンルでの平易な文体とかがそうかなと思ってる
純文学はそうではなくて
文体に癖があるんだよね誤解を恐れず言えば
これは自己表出との兼ね合いだと思う
つまり個性→独自性→芸術性といった感覚的な考え方なんだとおもう
平坦な文ってのは星新一みたいな感じかな
癖があるってのは川端康成みたいなの?
捻くれた文体≒文章の芸術性を楽しむっていう感じか
エンタメ系=文章はストーリーを説明するためのものだから単純なものでもいい
純文学系=文章が主役だから凝った文章
みたいな?
星新一の文体はまた別物かも
ショートショートそのものの文体とも言えてしまいそうだから
要は俳句のような様式を築いてしまった文体なわけで
個性≒芸術性があったんじゃないかとじぶんは思うよ
作家名を言われて文体が思い浮かぶものは個性的と考えていいかも
その考え方でいいと思う
そうそう
大分得心がいった
これは多くは小説で語られている物を指してると思うよ
個人的に拡大解釈すると
真善美のようなものに触れてるかどうかかな
テーマが哲学的というわけではなく
「現代」のそれらを描いてて肯定したり否定したりってかんじ
新しい価値観の提出とか
新しい認識論の提示とかも含まれる気がするかな
まあざっくり言えば
ストーリー以外に語るものがあるかどうかかな
昔の文豪の小説とかってまさにそんな感じ
ストーリーは薄味で別のものがメインみたいなね
アカデミー賞を狙うような気持ちなら間違いないかな?
お題が悪かったねゴメン
考古学的なもの以外もふくめた広い意味での「遺物」ってつもりだったよ
でも名前入りのハニワっていうのは面白いね!
個人的な好みで言わせてもらうと
それを地の文で想像させて会話で発掘させるみたいにできたらもっと良かったかも?
短いなかキャラが2人出てきたのも良かったとおもうよ!
筋のない小説とかね
これも件の先生が触れててね
登場人物・文章・ストーリーが評価されてるようだよ
模写もいいと思うよ
あと数を読むのもいいとおもう
サイト投稿用のはもうすこし直してる
お題:雪(と子供部屋おじさん?ww)
シベリアン・ハスキーという犬種は、寒さに強いものとばかり思っていたが、わが家の犬は違った。
「あんた、クロを早く入れてやんなさい」
雪は音をたてないものだから、降り出してもすぐには分からない。
普段は外飼いをしているクロがそれを察知すると、庭に面した窓の網戸を掻いて鳴らす。
母がそれに気づいて、私にお鉢が回ってくるという寸法だ。
「寒ったな、ほら入っていいぞ」
使い古しのバスタオルを二枚、ひとつを縁側の床に敷き、もう一枚で体を覆って水滴を拭いてやる。
昔からクロは大人しくて、家にあがらせても暴れたためしがなく、自分の立場を弁えているのか、敷かれたタオルのうえに寝転ぶというのがお決まりだった。
クロという名前は、父の付けたものだった。
尤も直接の由来は、私にある。
大学卒業を控えた頃、てっきり私が一人暮らしをはじめるものと思いこみ、母が犬を飼いたいと言い出したのだ。
種類はシベリアン・ハスキーくらいの大きめのものが良いと、そこまでは思い描いていたが、細かい拘りは無かったようで、ペットショップでの最終的な吟味は、私に任せる事となった。
そして、講義やゼミの無くなった暇な私と、犬のほしい母とで、父の仕事休みに日程をあわせ、家族総出で犬を買いに向かった。
ペットショップとは言っても独立した建物ではなく、量販店の一角を占めるこじんまりとした店だった。
店の奥にある壁一面には、長方形に区分けされた小さなガラス張りの部屋がいくつも並んでいて、さまざまな犬猫がおのおのの過ごし方をしていた。
豆柴が裏手にいる店員へ元気そうに尻尾をふる、その隣のロシアンブルーの子猫は、前足をなげだして熟睡していた。
各人というか、各動物の各様の姿に見いっていると、手前にいた上目遣いのトイプードルと思わず視線を合わせてしまった。
気をとりなおして、目当ての犬を探す。
当時のこの店舗にはシベリアン・ハスキーの仔犬が、三匹いた。
「どの仔がいいかしらね」
「それほど大差ないだろう。早く買って引き上げるぞ」
洋服でも選ぶように楽しげな母を、無関心だった父が急かす。
「拓也、あんたはどの仔が好き?」
それまで私はシベリアン・ハスキーといえば、立ち耳でお腹の毛が白く、頭から背中にかけては黒い、くらいの認識しかもっていなかった。
ところがここへ来て、重要な特徴を見出だしていた。
目が怖いのだ。
それが大人びた表情にもみせるせいで、仔犬を見にきたはずの私は、ただならぬ違和感を覚えていた。
だが一匹だけ、クロだけは違っていた。
異国をおもわせる青い瞳ではなく、馴れ親しんだ日本人の目の色に近い、黒い目をしていた。
黒目がちのクロ。
帰宅してから、私の即断の理由を尋ねてきた父が、じゃあそのまま拝借と、このハスキー犬を名付けたのだった。
クロが寒さに強くないのも、その顔が、遥かロシアのシベリアの人々ではなく、日本人に似ているせいかもしれない。
そんな考えに思い至ったとき、縁側のタオルのうえで丸まり伏せていたクロが、ふと私の顔を覗きこんだ。
イッチより全然うまいな
まあイッチは即興だったとはいえ
まぁ>>1のとは雲泥の差だな
ありがとう!
ちなみにこれも一応即興だよ
1レス30分~1時間ほどのものを5レス繋げたやつ
ありがとう!
だけど>>1をあんまり責めないでね!
晒してない人たちには言わせておけばいいんだ!
純文学は好きなだけで文章がうまくなるよ本当に
だから読み続けてね!
面白かったよ
でもお題雪っていうより犬な気がする
まあハスキーかわいいから問題ないけど
>>84
まだまだこれからでしょ
>>1のもアイデアは結構いいと思うよ
ありがとう優しいっすね
読み方のコツがあってね
大前提として
速読せずに映像を思い浮かべながら読むといいよ
小説の語りはとどのつまり書く話芸だから
黙読でいいんだけども脳内音読は止めちゃダメね
映像を思い浮かべにくい場合は
原作と映画を比べたりするといいかも
人物に俳優を当てはめたりね
情景はどこかで見た風景でもいいし
何だったらGoogleストリートビューで調べてもいいと思うよ
他にも読んでくうちに気づくことはあると思う
あとね
とにかく偏食すること!
好きな文体の小説だけを読めばいい!
お勉強に読むのはストーリーの材料にはなっても身にならないからね!
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