この日、番組には約5年ぶりに再始動を果たした男性デュオ・CHEMISTRYがゲスト出演。彼らは休業の理由に関して、世間で言われているような不仲ではなく、お互いソロで活動していきたいという気持ちがあったと告白。また、2人はケンカすらしたことがないと話すと、松本は「1回(浜田と)殴り合いしたことあるよね。うめだ花月で」と、過去の出来事を振り返った。
ある日、浜田が舞台に遅れてきた際、松本は自分も遅刻することがあるため、その場は許したという。しかし、翌日も浜田の姿が見えなかったことで「こいつ2日連続か?」とイラだった。
そうこうしているうちに出囃子が鳴り、すぐ舞台上に出なければならない状況の中、松本は舞台袖に浜田がいることを発見。その日、浜田は遅刻をしていなかったため「俺、おるやんけ!」と反論するも、イライラしていた松本は「おることを俺は知らんやんけ! ドキドキしたやんけ!」と口論になり、そのまま殴り合いのケンカに発展した。
その後、ステージに上がるも、2人の服はケンカでビリビリに破れた状態となっており、漫才は目も合わさずに進行していったという。
そんな遅刻に関するエピソードといえば、浜田は過去、今田耕司と東野幸治にも激怒したことがあった。
まだ今田と東野が駆け出しの頃、『ダウンタウン・スペシャルコント』という10日ほど行われる舞台に参加していた。その際、同じマンションに住んでいた今田と東野は、揃って寝坊。マネージャーからの電話に対し「1回目のステージに間に合わんから、2回目から行くわ」と伝えたという。だが、今田が前日も遅刻していたこともあり、受話器の向こうでは「ええから、はよ来い言うてるやろ!」と浜田の怒号が響き渡っていた。
急いで劇場に駆けつけた2人は、到着して早々、浜田からボコボコにされることになる。今田は「お前わかってんのかオラ! 2日連続で!」と怒鳴られ腹を蹴られた。さらに東野も「お前もじゃ!」と背中を強く叩かれたとのこと。さすがに見かねたスタッフ止めに入り、騒動は収まったという。
だが、浜田のこの怒りは、2人のためを思っての行動だった。舞台終了後、今田と東野の元に来た浜田は「さっきはごめんな」と謝り、「でも、こうする方が2人のためや」とつぶやいた。彼らが遅刻した日、現場には師匠クラスの芸人も待たせていた。そこで浜田は、今後2人が先輩たちから悪く思われないように、あえて自分が憎まれ役を買ったと言われる。
ケンカっ早いイメージもある浜田だが、後輩には感情に任せて怒るのではなく、常に相手のことを考えて叱っているのかもしれない
2017年11月22日 12時29分 リアルライブ
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