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その一方で殿方たち向けのナイトライフが充実していることもよく知られている。
特に首都のバンコクや、その南にあるビーチリゾートのパタヤなどでは、
夜の繁華街に行けばゴーゴーバーが軒を連ね、中では半裸の若い女性たちが舞台の上で腰をくねらせ、客がつくのを待っている。
そんな男性にとっての地上の楽園では、酒池肉林の宴が夜な夜な繰り広げられているのだが、
そこに突然のスコールのごとく水をぶっかけるような出来事が起こった。
毎年4月半ばに行われるタイの旧正月・ソンクラーン(水掛け祭り)のお祭り騒ぎも終わり、
街も落ち着きを取り戻しつつあった21日の夜、現地の警察隊がパタヤにあるホテルを急襲した。
向かったのはホテル内の一室。ドアを開くと、広い室内には大勢の男女がほぼ全裸の姿で集まっていた。
そこで繰り広げられていたのは、外国人男性と地元の若い女性たちによる乱交パーティーだったのだ。
4階建てのホテルには30室あり、うち1フロアは「プレイゾーン」となっており、警察が急襲した際には、ほとんどの客がそのフロアにいたという。
警察の調べによると、乱交パーティーは、男性の参加費が1,500バーツ(約5,100円)、女性は無料のシステムだったという。
また、現場で逮捕された18人の男性たちの国籍は、
アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ロシア、マレーシア、中国と、多岐にわたっていた。
タイ“多国籍”乱交パーティー現場を警察が急襲! 男性客16人がマヌケな姿で御用に
http://www.cyzo.com/2018/05/post_161006_entry.html
お楽しみのところを警察に踏み込まれた、乱交パーティーの参加者たち
突然の出来事に呆然としている様子の男性も
相手の女性をかばうように抱きかかえる男性
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タイ人女性の微笑みがいくら魅力的でも、あまりハメを外さないほうが賢明のようである。
乱交パーティーは男女のカップルのみが参加可能で、
お互いにパートナーをチェンジすることができるようになっていた。
おそらく男性たちは、現地でタイ人女性を調達した上で、参加していたものと思われる。こんなところでも国際交流が盛んに行われていたわけだが、
そこに日本人が混じっていなかったのは、日本人男性の性のモラルが高かったからなのか、
はたまた単に英語が不得意なため参加していなかっただけなのか……。現場で逮捕された男性たちは、取り調べを受けたのちに釈放されたが、
乱交パーティの会場となったホテルの中国人オーナーは、ホテルを無許可で営業していた罪と、
乱交パーティーを開催していた罪で逮捕された。性の楽園と思われているタイだが、性のモラルに対して、実は対して非常に厳しい面もある。