1: 風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/01/27(水) 18:27:25.03 ID:J3cWSjE00.net
『ああっ女神さまっ』や『吉永さん家のガーゴイル』などを手がけた現役プロデューサー・大宮三郎が書いた『声優サバイバルガイド~現役プロデューサーが語る”声優の戦い方”』(くびら出版)から、その実態に迫ってみよう
http://news.livedoor.com/article/detail/10984716/キャスティングは、オーディションや原作関係者、制作関係者などによって決められる。
オーディションは主に主役を決める際に行われるが、主役や名前のある脇役は、原作関係者や監督、プロデューサーといった制作関係者が決める場合もあるという。
オーディションにも、制作側からある程度参加者を絞り込んで行われる「クローズド」と言われるものと、
作品の概要やキャラクターのプロフィールなどを各事務所に提示し、参加者を募る「オープン」と言われるものがある。「オープン」の場合、まれにプロ・アマ問わずに募集を掛けることもあるそうだが、プロを対象としたオーディションの場合、すべての事務所に声がかかるわけではない。
さらに、たとえ事務所に声がかかっても、社長やマネージャーなど、誰を参加させるか決める権限のある人に気に入られていなければ、参加するチャンスも得られないのだ。2: 風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/01/27(水) 18:27:35.77 ID:J3cWSjE00.net
また、名前はないがセリフのある役、ガヤなどは音響の制作関係者が決めるというが、こちらも制作関係者が仲の良い事務所のマネージャーに声をかけ、候補を出してもらうそうだ。つまり、事務所に所属していないフリーの声優は、音響監督や音響の制作担当者と直接コネがなければ、声がかかることはないということ。
いずれにせよ、たんに「仲が良いから」というだけでキャスティングされることはなくても、「自分が知っている声優の中からもっとも役に適した人」が選ばれるのが必然。「事務所に所属すれば仕事がもらえる」という考えは間違いだが、新人でどこの事務所にも所属していないと、よほどのコネでもない限り、スタートラインにすら立てないということになる。
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3: 風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/01/27(水) 18:27:50.93 ID:J3cWSjE00.net
といっても、すべての人の要望を満たさなければならないということでもない。
たとえば、スクウェア・エニックスの主要クリエイターである野村哲也に気に入られたことで、
野村がプロデュースした『すばらしきこのせかい』の主人公役として推薦された内山昂輝のようなパターンもある。ただ、これらの基準を知っていれば、「審査員席の誰に、何をアピールすればよいのか、自ずと見えてくる」し、事務所や仕事現場での立ち居振る舞いも変わってくるという。
現役声優である浅野真澄が原作を担当したアニメ『それが声優!』で、新人が名札を下げて事務所のロビーに並び、先輩やスタッフに挨拶する描写があった。
ネットでは声優業界の闇だと話題になったが、同じようなことは実際にあるらしい。
大宮も、「アフレコが終わった後は、先輩たちが帰るのを「お疲れ様でした」と元気よく見送り、自分は最後に帰るようにしましょう」とアドバイスしている。4: 風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/01/27(水) 18:28:00.89 ID:J3cWSjE00.net
たしかに、話だけ聞くととんだブラック企業のように思えるかもしれないが、声優という仕事の性質上、こういったところからも他と差をつけていくしかないのだという。
なぜなら、
「声優としてのスキルを上げるには、100回の練習より1回の本番が効果的」
「アニメ業界では”仕事が仕事を生む”」(『声優サバイバルガイド』)からだ。
絶対プロの声優になる」と決めているなら、「同級生と仲良くする必要はありません」。
周りから「付き合いが悪い」「こびを売っている」と言われても、「同級生よりも仲良くしなければならない人が周りにいる」という。
それが、「学校であれば講師や担任の先生、養成所であれば講師や担当者(声優事務所のマネージャーを兼ねている場合が多い)」だ。
コネは自分では掴み取れないものだと思ってそう
ごり押しが起きるのはこれやろ