法医学者による調査で明らかに
http://www.cyzo.com/2018/03/post_153228_entry.html
ドイツ国内で、年間100人が自慰行為中に事故死している──。同国の法医学者が、そんな調査結果を明らかにした。ニュースサイト「ザ・ローカル」が伝えた。
例えばハンブルク市では、ダイビングスーツを着用し、さらにその上にパンティストッキングとレインコートを身に着けてナイロン袋を頭にかぶった男性が、体に乗せた薄切りのチーズを溶かそうと暖房器具の隣に腰かけた状態で窒息死していた。
またハレ市では、クリスマスツリーの電飾を乳首に装着し、電気ショックを楽しもうとしていた男性が感電死した。
さらにヘッセ市では地下室で、体や首に鎖を巻き付けた男性が窒息死しているのが発見された。彼らはいずれも自慰行為の真っ最中に命を落としたものとみられている。
ドイツの法医学者ハラルド・ボス氏によると、人口170万人あまりのハンブルク市だけで、1983年からの20年間に40人が自慰行為中の事故で死亡しており、毎年100万人に1人か2人が亡くなっている計算になるという。ただ、自慰行為中の死を恥じる遺族の要望により、その詳細がうやむやにされることも多いため、実際にはそれ以上の死亡件数があるとボス氏はみている。
こうした死者の年齢は13歳から79歳で、ほとんどが男性。理由についてボス氏は「女性は男性より注意深く、あまり複雑なことを行わないため」としている。死因としては、性的快感を高める目的で自らを酸欠状態にしようとし、そのまま窒息死してしまうケースが最も多いという。
こうした調査結果を踏まえ、ボス氏は「自慰行為の危険性は過少評価されている」と警鐘を鳴らす。自慰には各人それぞれのスタイルがあってしかるべきだが、安全には十分注意して行ったほうがよさそうだ。本当に昇天してしまっては元も子もない……。