不思議なのは、同番組で取り上げられる障害者が身体障害者および知的障害者ばかりなことだ。そこには、うつ病・ パニック障害等の精神障害者、ADHD(注意欠陥・多動性障害)・ASD(自閉症スペクトラム)等の 発達障害者は出てこない。それはいったいなぜなのだろうか?
日本テレビに電話でコメントを求めたところ、担当者不在で話を聞くことはできなかった。そこで、 精神障害や発達障害の当事者の声を聞いてみた。
筆者がTwitter上で「#もしも24時間TVに出てくる障害者が全員ADHDだったら」というハッシュタグを作って拡散したところ、 「募金が集まらない」「障害者に見えないと苦情が入る」といった自虐的な意見が散見された。もはや彼らは『24時間テレビ』に 自分たちが取り上げられることを諦めているのだ。
精神障害、発達障害のような“見えない障害”というものは地味でわかりづらい。たとえば、
うつ病は気分障害の一種で、気分が落ち込み、思考に歪みが生じる。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170826/Cyzowoman_201708_post_150808.html