高野連の資料によると、部員数が増加した都道府県は5(昨年14)、減少は42(昨年32)で、 最も増加したのが徳島の79人、次いで岐阜の30人。最も減少したのが千葉の474人、次いで神奈川の451人、東京の429人。
部員数が最も多いのは、東京の1万0741人、次いで愛知8290人、神奈川7909人で最も少ないのは鳥取の961人となっています。
軟式の部は、加盟校数が昨年より13校減の436校。部員数は9303人で昨年に引き続き1万人を割りました。4年連続の減少です。
野球界全体として野球人口の減少に目を向けていかないのは当然ですが、気になるのはそれよりも出生数です。昨年(2016年)は初めて 100万人を下回り、推計で98万1000人でした。今年はさらに4万人減になる見通しだというニュースも出ています。
今年の高校生は117万人から119万人の出生数があった世代です。しかし統計をみると、2005年生まれから出生数がガクンと少なくなっています。
高校の先生からも、「既に小学校ではクラスがいくつも作れなくなる学校が出てきている」という声を聞きます。私の知人からは「2005年問題」という声も聞きました。
野球人口以前に子供の数が将来さらに少なくなることが予想されます。色んなスポーツがあるなかで、野球だけをやる選択をする子供たちがどれくらい残るでしょうか。
http://www.hb-nippon.com/news/36-hb-bsinfo/27793-bsinfo20170705001
この体たらくじゃこの先真っ暗だよ