試合には徹夜組が出るなど多くのファンが詰めかけ、高砂市野球場は大盛況。斎藤投手の人気にあやかろうと、当時の市長が中心となり、07年に「ハンカチ・メモリアル・スタジアム」と命名した。
球場前に看板を設置し、ステッカーなども作られた。だが、10年の歳月が流れた今、周辺には跡形もない。
「看板を処分してしまって…」。高砂市の担当者はそう打ち明ける。13年秋の台風で同球場は浸水被害に遭い、縦1メートル、横4メートルベニヤ板の看板は横倒しになった。再製作も検討されたが、 「台風が来ればまた倒れる」「しっかりした看板を作るには費用がかかる」などの理由で再建されなかった。
ハンカチ・メモリアル・スタジアムの名前はホームページからも消え、市の広報誌などでも目にすることはなくなった。なぜ愛称を使わないのか。担当者は言葉を濁す。「斎藤さんが ハンカチ王子と言われるのが嫌だったとインタビューでおっしゃっていたので…」
斎藤投手自身が呼称を好んでいないことに加え、早稲田大を経てプロ入り後、目立った活躍のないことも影響している。斎藤投手は今季、2年ぶりの白星を挙げたものの、防御率8・18の
1勝3敗と低迷。「ハンカチ王子」のメディアへの露出は減少し、知名度アップを期待した高砂市の狙いは空振りに終わり、結果的に自然消滅した。
「実は、斎藤投手本人の承諾も得ていなかった」と市の担当者。今後はスポンサー企業や商品の名前を球場に付ける命名権(ネーミングライツ)の導入を検討するという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00000008-kobenext-socc
こいつはただ野球やってるだけなのに周りだけが勝手にはしゃいで持ち上げて終いには叩き出すんだもんワケ分からんわ
でも、持ち上げが無ければとっくにクビですよ。