中学生に赤ちゃんとの触れ合いを通して、命の大切さを学んでもらおうという授業が、飛騨市の中学校で行われました。
飛騨市の古川中学校で行われた授業は、赤ちゃんや妊婦との触れ合いを通して、命の大切さを学んでもらおうというもので、 3年生のうち30人余りが参加しました。
はじめに生徒たちは、助産師から受精卵の大きさや、へその緒の役割などについて説明を受けました。
このあと、市内に住んでいる妊婦から「妊娠した時はうれしかったが、出産や子育てへの不安がある」とか、 「おなかに赤ちゃんがいると苦しくて、食事がとりづらい」などと、母親の気持ちや体について話を聞きました。
そして、妊婦や子育てをする親の気持ちを知るために、8キロの重りが付いたジャケットを着て、子どもの重さを体験しました。
このあと生徒たちは、生後4か月から10か月ほどの赤ちゃんを抱っこしたり、あやしたりしながら触れ合っていました。
生徒たちは「母親の大変さを知りました。いい体験になった」とか、「女性を助けなければという気持ちや、親の大切さがわかった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190610/3080001836.html