J-CASTニュース 2019/6/ 9 11:00
https://www.j-cast.com/2019/06/09359131.html?p=all
女子小中学生に声をかけて撮影した写真を展示する「声かけ写真展」の開催をめぐり、中止を求める声が相次いでいる。
2016年に開催された際は、「児童ポルノを助長する」などと批判を集めた。
◆保護者からの許可は得ず
声かけ写真展は、「街角で遊ぶ少女」をテーマに、中年男性が女子小中学生に声をかけて撮影した写真の展示・販売会だ。
2016年5月に第一回が開催され、公式サイトでは「声かけ写真はフィルム式コンパクトカメラが普及した1970年代から数十年にわたり
アマチュア写真家に好まれたテーマで、中でも街角に遊ぶ少女は格好の被写体でした」と説明していた。
しかし、水着やブルマ姿の写真が展示され、被写体となった子どもの保護者からは
撮影許可を得ていなかったため、「児童ポルノを助長する」「親から許諾を得ていないのはおかしい」と批判が寄せられた。
会場となった「IID 世田谷ものづくり学校」(東京都世田谷区)は会期後、展示内容の事前確認が不十分だったとして
「多くの皆様に不快を与える内容の展示を許可したことに関して、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。