「一軒家」に逆転されたイッテQ 女優業に精出すイモトアヤコが降板も
『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系、日曜夜7時58分)に暗雲が立ち込めている。
19日放送の視聴率は16・9%。決して悪くはないが、同時間帯のライバル『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)は19・8%と過去最高をマークし、
完全に逆転を許してしまっている。『イッテQ!』は2007年に始まった長寿番組。一方、『一軒家』は昨年10月からレギュラーに昇格したばかりだ。
2月24日の放送で初めて視聴率で逆転されると、その後はハイレベルの争いとはいえ、『イッテQ!』が『一軒家』の後塵を拝する回数が増えている。
特に気になるのが、GW中の『イッテQ!』の視聴率。今月5日放送は13・5%と、昨年12月9日以来の15%割れだった。
「人気の長寿番組を続けるには、時には大胆なメンバーの刷新も必要です」と話す芸能ライターのエリザベス松本氏が“リストラ候補”に挙げるのは、
意外な出演者だ。
「“珍獣ハンター”として人気はありますが、今やすっかり女優業が板についてきたイモトアヤコさん。『家売るオンナ』(日本テレビ系)や
『下町ロケット』(TBS系)などのドラマに出演し、最近は、視聴者も女優としてのイモトさんの姿が刷り込まれています。芸人とは思えなくなってきた。
以前ほど夢中になって見られません」
イモトといえば、体を張ったロケで、レギュラーメンバーの中でも一、二を争う人気を誇ってきた。しかし、3月に放送された南アフリカでのバンジージャンプは棄権。
ネット上では〈偉くなったな〉〈芸人ですよね?〉〈終わりだな〉などと批判の声が相次いだ。
「番組を見ていても、女優にシフトしたい気持ちがヒシヒシと伝わってきます。彼女自身も『そろそろ潮時』と思っているのでは。過渡期に来ていると思うので、
本人にとっても番組にとっても、降板は自然な流れかもしれません」(エリザベス松本氏)
芸人イモトか、女優イモトを選ぶのか。気になるところだ。
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