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https://www.yomiuri.co.jp/national/20190320-OYT1T50273/
自分の裸の画像を売ったとして、福岡県警は20日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(不特定多数への提供)などの容疑で、女子中高生3人を福岡地検飯塚支部に書類送検したと発表した。代金を受け取る方法として「フリーマーケットアプリ」を悪用しており、3人は「洋服やアイドルグッズを買いたかった」などと容疑を認めているという。
発表によると、愛知県と埼玉県の高校生(ともに17歳)、東京都の女子中学生(15)。2017年6月~18年9月、それぞれツイッター上でわいせつな画像の購入者を募集し、不特定多数に提供した疑い。
3人はSNS上で「売り子」と称し、「自画撮り」した写真や動画を1000~4000円程度で販売。イヤホンなどの“ダミー商品”を購入者に分かるよう目印を付けてフリマアプリに出品、入金を確認したうえで画像を送信していたという。3人は約2年間で26万~150万円程度を稼ぎ、「インターネットで知り合った人に稼ぎ方を教わった」と供述しているという。
県警は「自画撮り」画像の購入を募る記述をネット上で見つけ、捜査していた。3人は、購入者に銀行口座などの個人情報を知られずに代金を受け取れるフリマアプリの決済方法に目を付け、悪用したとみている。
また、県警は、画像を購入、所持したとして、愛知、神奈川両県の男5人(27~55歳)を同法違反(自己性的目的所持)の疑いで書類送検したと発表した。