小中学生はスマホで何してる?親が知る由もない最新事情
12/28(金) 6:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181228-00188988-diamond-soci
中学生になると、スマホをこっそり持ち込み、TikTokを起動させ、校内で撮影する話を耳にする。制服姿で投稿するため、学校が特定されてしまうことも
以前、10代女子が利用するSNSと具体的な使い方についてお伝えした。そこで今回はもう少し年齢層を下げ、イマドキの小中学生はスマホで何をしているのか、最新事情についてお伝えしたい。(ITジャーナリスト 高橋暁子)
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「YouTubeが見たいからWi-Fiのある店にして」
小学生の子どもを連れて外食に出かけると、親は子どもからこう言われるそうだ。イマドキの小学生は、ネットで動画を見たりゲームをしたりするだけではない。自撮りを投稿している話も少なくない。
例えば若者を中心とした短編動画のコミュニティのTikTokのアプリを起動して見ると、「#有名になりたい」「#タレントになりたい」といったハッシュタグをつけ、「かわいい!」といった称賛するコメントに「ありがとうございます!」とタレントのように答えている女子小学生がたくさん見つかる。
ネット上のやり取りに慣れている小学生は思った以上に多く、小学生同士でオフ会をする約束をしていたり、誹謗中傷のコメントに激しい言葉で応酬したり、「LINEを交換しようよ」という依頼を上手に受け流す例も見られる。すべて、ダイレクトメッセージなどではなく、コメント欄で堂々と行われていることだ。
● スマホを与えていないから ウチの子は大丈夫と安心していないか?
「ウチの子にはスマホを与えていないから大丈夫」という保護者もいるが、果たして本当に安心していいのだろうか。
内閣府の「平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査」(平成30年2月)によると、小学生のスマホ所持率は年々増え続け、平成29年時点で29.9%、インターネット利用率も同様に23.0%という。
子どもたちがネットを利用するにあたって使用する機器はスマホにとどまらない。タブレット(学習用含む)、携帯ゲーム機、据置型ゲーム機、携帯音楽プレーヤー等々、さまざまだ。
このような機器は小学生がいるほとんどの家庭にあり、ネット利用率は平成29年で65.4%と右肩上がりに増え続けている。
同時に、「家庭用Wi-Fiのパスワードを子どもには内緒にしていたが、こっそり使われていた」「子どもが街角の無料Wi-Fiスポットを知っていて使いこなしていた」という話も聞く。つまり、ほとんどの小学生はネットに接続できる環境にあり、自由にネットにアクセスしているのだ。
途中警察に会うも事情話すと笑って見送られた