警察嘱託犬「黒まめ」 お手柄、7回目表彰 家出少女15分で発見 岡山西署 /岡山
2018年6月13日
行方不明になった女子中学生を発見したとして、岡山西署は12日、
警察嘱託犬の「黒まめ」(ラブラドルレトリバー・メス8歳11カ月)と
飼い主の農業、後神(ごかん)知子さん(55)=岡山市北区=に
感謝状とメダルを贈った。出動からわずか15分で少女を見つけるスピード解決だったという。
岡山西署によると、行方不明になったのは岡山市に住む女子中学生。
父親に生活態度を叱責され、5月25日午後9時ごろに家出した。
しばらくたっても帰宅しなかったため、警察に相談があった。
同署は後神さんに連絡し、黒まめの出動を要請した。
黒まめは午後10時35分ごろから捜索を開始。
女子中学生が普段使っていた枕カバーのにおいを嗅ぎ、行方を追った。
夜道を迷わず真っすぐに進み、約15分後、自宅から約230メートル離れた
神社敷地内でうずくまって寝ていた女子中学生を発見した。
女子中学生にけがはなく、無事だったという。
後神さんは「風も穏やかで、交通量も少ない状況が功を奏したのかも」と振り返る。
黒まめは2011年の審査会で合格し、以後警察嘱託犬として活躍している。
これまでの出動は170回に上り、行方不明者の発見は今回で3回目。
過去にも6回の表彰を受けている。名前の由来は、生まれた時に小さく産まれてきたため。
遊ぶことや人と触れ合うことが大好きだが、においをたどる
「追及」の仕事はとてもまじめにこなすという。
http://mainichi.jp/articles/20180613/ddl/k33/040/387000c
>神社敷地内でうずくまって寝ていた女子中学生を発見した。
プチ家出ってやつ?