1983年5月16日生まれの元声優兼元AV女優。神奈川県出身。
声優活動は81プロデュース、AV活動はムーディーズに所属していた。
81プロデュースの養成所出身で、2002年にデビュー。「とっとこハム太郎」や「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」等の作品にスポット出演をしたり、
「Memories Off?それから?」等のゲーム作品にレギュラー出演するなど、少しずつではあるが順調に名前が売れ始めていた。
ところが2004年8月、 エキサイティングスポーツ紙 東京スポーツ が、
「いま売出し中の大手声優事務所に所属するI.Eという女性声優がAVに出演している」という記事が掲載された。
その記事によると、彼女は声優業をする傍ら「うさだひかる」という名で 2002年にAVデビュー しており、 半年間に 4本のAV作品に出演していた というのだ。
しかも出演したAV作品の中には「アニメ声」「現役声優」などという宣伝文句まで使っていた物さえもあった。 これで周囲にバレないと本気で思っていたのだろうか。あまりにも軽率だったと言わざるを得ない。
ソース元が東スポであった為、当初は本人は事務所に「私ではない」と否定し、すぐに火は消えるだろうと考えていたようだ。
ところが、日刊スポーツやスポニチ等が、AVレーベルのムーディーズに掲載されていた「うさだひかる」と、彼女のプロフィール写真を比較し、
ほぼ間違いないと実名での掲載に踏み切った他、FRIDAY、週刊現代、週刊ポストもそれに続き、
普段はあまりこういう記事を掲載しない、週刊文春も顔の輪郭等で真贋を見極める専門家の意見として、100%間違いないとして、逆に 大炎上してしまった。
レーベル側も81側に契約書の写しを見せ、81側が本人の筆跡に間違いないとして、即刻契約解除を決めた。
当人は契約解除の撤回を求めたが、2004年10月にムーディーズ側のスタッフが改めて81の事務所で本人と会った際、
「声の感じや姿形から間違いなく同一人物」
と81側に伝えた。これを受けて81側は
「当事務所との契約で、公序良俗に反する行為を行ってはいけないという事項に明確に違反する」
として、その場で契約解除とした。
ムーディーズ側も「社会通念上許されない事項」として、契約を破棄。
事実上 両方の世界から追放された。
この作品は、主にセル用としてセルDVD店で販売されていたが、
累計は 千枚弱(四本合計) 、アニメ声好きのマニアックな人間にしか売れなかったようで、完全に空振りの作品であった。
81では、石原に多額の違約金を請求した他、ムーディーズにも「知らなかったでは済まされない」として、それ相応なりの賠償金を請求した。
ムーディーズ側は、推定800万円の賠償金を81側に支払ったほか、石原も推定200万円の違約金を支払い、その後東京地裁に自己破産を申請し、無一文となった。
なお、彼女の消息はこれ以後 全くわかっておらず 、少なくとも実家にはいないようだ。
ただ、上記の記述は、いずれも、あくまで事務所側の意向ではない記事からの引用やファンの憶測が中心であり、 Wikipediaでも本人のプライバシー尊重と出典記事の質上の問題を理由に、石原の引退に関する事情の記述は削除されている。
http://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=mdm060/
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