メキシコで人身売買が公然と行われている衝撃の事件が報じられた。
メキシコのチワワ州警察は12歳の女の子を買った28歳の男を緊急逮捕したが、
犯罪性がないとして釈放した。この男は36万円を払って12歳の女の子を買った。
「家を所有する男性が女の子を買った。既に自宅で同居している」という匿名の情報提供を受けて警察は出動。
事実確認を行い、男を逮捕。男は女の子を買ったという事実を素直に認めた。
男の携帯電話には、男性は相手女性や家族と連絡した記録が残されており、
取引したことを立証する文章も確認出来た。しかし警察はすぐに男を釈放。メキシコでは人身売買は無罪となる。
理由は先住民慣習法である。メキシコの先住民社会では金を払って女性を買うのは長年の伝統。
実際に男は警察の調査に対して「先住民の慣習に基づいてお金を払い女の子を買った。女の子の家族も同意した」と述べた。
警察関係者は女の子の家族からの通報は無く、慣習法に従い取引したという事実が確認ができ、
男を拘束する理由が無くなったため釈放された。
しかし、人権団体と女性や未成年者保護機関は強く反発しており、チワワ女性シェルターの所長は 「どんな慣習も人権には勝らないだろ」と人身売買に関与した者を処罰するように求めた。
一方、波紋が大きくなると、検察は「違法行為があったのか、検討した後、介入するかどうかを決定する」と述べた。
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