https://www.cnn.co.jp/usa/35112817.html
米連邦捜査局(FBI)などは6日までに、米旅客機内で睡眠していた22歳女性のシャツのボタンなどを外し体を触っていた疑いがあるとして隣席の男の乗客を逮捕したと発表した。
加重の性的暴行の罪に問われている。飛行中の旅客機内でこの種の性的犯罪は多発しているとの女性側の証言もあるが、発生件数や頻度の把握は困難となっている。
FBIによる捜査件数は2014~17会計年度で66%増加したともされる。
今回の犯行はラスベカスからデトロイトへ向かっていた米スピリット航空機内で発生。連邦裁判所に提出された刑事訴状によると、 窓際の席で寝ていた女性はスラックスの下に手が入れられていることなどに気付いて目が覚め、乗務員に被害を報告していた。
シャツのボタンが外され、スラックスのジッパーが下げられてもいたと説明。乗務員は、女性は著しく動揺し、泣き叫んでいたとも証言した。
旅客機の着陸後、拘束された容疑者は文書の声明で、自らは深く寝入っていたと釈明。女性は容疑者のひざ上にもたれかかるように寝ていたとし、
自らの手が女性の体のどの位置にあったのかは自覚していないとも述べた。その上で意図的なことは被害者にしていないと主張した。
ただ、FBIの聴取では被害者のブラジャーを外したり、スラックスのジッパーを下げ指を差し入れた可能性にも言及していた。